令和四年度第4回番組審議会議事録
令和四年度第4回番組審議会議事録
1.開催日時
令和4年7月28日(木)
午後4時00分〜午後5時00分
午後4時00分〜午後5時00分
2.開催場所
札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室
3.出席者
委員数 6 名
[出席委員] 4 名
竹川 雅治 委員長
田村 望美 委員
番井 菊世 委員
木林 尚稔 委員
[欠席委員] 2 名
福津 京子 副委員長(書面提出)
向原 悟 委員(書面提出)
[会社側代表] 3 名
橋本 秀樹 代表取締役社長
平山 大策 取締役編成制作部長
岸本 梨沙 ディレクター
[事務局] 2 名
杉本 修 放送審議室長
岡嶋 勲 経営企画部(書記)
[出席委員] 4 名
竹川 雅治 委員長
田村 望美 委員
番井 菊世 委員
木林 尚稔 委員
[欠席委員] 2 名
福津 京子 副委員長(書面提出)
向原 悟 委員(書面提出)
[会社側代表] 3 名
橋本 秀樹 代表取締役社長
平山 大策 取締役編成制作部長
岸本 梨沙 ディレクター
[事務局] 2 名
杉本 修 放送審議室長
岡嶋 勲 経営企画部(書記)
4.議題
『河村通夫の桃栗サンデー』
(7月10日(日)午前10時〜午前11時放送)
(7月10日(日)午前10時〜午前11時放送)
5.議事の概要
令和4年度第4回番組審議会は、7月10日(日)に放送された『河村通夫の桃栗サンデー』を議題として開催されました。社側からの報告の後番組の審議に移り、各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。
●河村通夫さんは、食品、健康、音楽、建築、芸術など多方面に博学で、含蓄のある言葉が随所に散りばめられており、私が知らないことも多数あって、非常に勉強になりました。 リスナーには熱烈なファンがいらっしゃるのかなと思いますが、身近な生活情報番組というコンセプトの割には、聴取者のターゲットは絞られている番組の構成だなと思いました。
●「男心女心」のコーナーについて。私は女性なんですけれども、小さい時から機械とか乗り物とかが大好きで「ベーシックじゃない側の人間」です。なので、そういう立場で聴いていると、取り残された感じがしました。「男性はこっち、女性はこっち、私はどっち?」みたいな感じになりました。
●塩の話をされていた時に「科学」という言葉をすごく悪い感じで使われていました。人間の驕りによる知見のように使われていましたが、それには異議を申し上げたいと思います。科学は自然の敵ではないんだということをすごく申し上げたく、番組を聴いていて「おい、おい」と突っ込んでしまいました。見る角度が違うなと思ったところです。
●この番組は、良くも悪くも河村さんが自分の人生経験をもとに自由にお話しされているということが感じられ、リスナーさんもそれを楽しみに聴いているんだろうなと思いました。話の内容はとても素晴らしく、今の若者が知るべき歴史の話であったり、考え方だったりと数多く、しかも思いを込めてお話ししていることも伝わってきます。ただ、それが私たちになかなか伝わりにくく、温度差があったなというのは否めない部分でした。
●番組が始まると蟻の話、塩の話、「男心女心」と矢継ぎ早に話題が変わりすぎて何の話なのかよく分からない印象でした。知識が多くいろいろな知識が湧いてくるのでしょう。塩の話では、塩の歴史は勉強になりましたが、長すぎる印象です。まず、結論を先に話してから、歴史を振り返る流れのほうが理解しやすいのではないでしょうか?
●「男心と女心」の話で、女の子はぬいぐるみが好きで、男の子はミニカーなど道具が好き、という話になり、いま何かと多様性を求められる中で結構ギリギリだなぁ、反論したいリスナーも多そうだなぁと思いました。ちょっとネガティブな表現もありましたが、河村さんが語ると不思議と嫌な印象はなく、やはり河村さんにしか言えない、河村さんにこそ言ってほしい言葉というのが、リスナーさんにはたくさんあるのだろうと感じました。
●番組でたびたび河村さんは、ことわざや警句を発しています。聞きようによっては何となく「上から目線」みたいな感じがなきにしてあらずですが、河村さんはもう歳だから何言ってもいいんだと上手く茶化しながら、自然体で独特の語り口で話されています。まさに「伊達に年をとってないぞ」と思っている河村さんの面目躍如たるものがあると、同年代の私は、勝手にそう思っていました。
続いて8月および9月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和4年度第4回番組審議会を終了しました。次回の令和4年度第5回番組審議会は、令和4年9月22日(木)に開催を予定しております。
●河村通夫さんは、食品、健康、音楽、建築、芸術など多方面に博学で、含蓄のある言葉が随所に散りばめられており、私が知らないことも多数あって、非常に勉強になりました。 リスナーには熱烈なファンがいらっしゃるのかなと思いますが、身近な生活情報番組というコンセプトの割には、聴取者のターゲットは絞られている番組の構成だなと思いました。
●「男心女心」のコーナーについて。私は女性なんですけれども、小さい時から機械とか乗り物とかが大好きで「ベーシックじゃない側の人間」です。なので、そういう立場で聴いていると、取り残された感じがしました。「男性はこっち、女性はこっち、私はどっち?」みたいな感じになりました。
●塩の話をされていた時に「科学」という言葉をすごく悪い感じで使われていました。人間の驕りによる知見のように使われていましたが、それには異議を申し上げたいと思います。科学は自然の敵ではないんだということをすごく申し上げたく、番組を聴いていて「おい、おい」と突っ込んでしまいました。見る角度が違うなと思ったところです。
●この番組は、良くも悪くも河村さんが自分の人生経験をもとに自由にお話しされているということが感じられ、リスナーさんもそれを楽しみに聴いているんだろうなと思いました。話の内容はとても素晴らしく、今の若者が知るべき歴史の話であったり、考え方だったりと数多く、しかも思いを込めてお話ししていることも伝わってきます。ただ、それが私たちになかなか伝わりにくく、温度差があったなというのは否めない部分でした。
●番組が始まると蟻の話、塩の話、「男心女心」と矢継ぎ早に話題が変わりすぎて何の話なのかよく分からない印象でした。知識が多くいろいろな知識が湧いてくるのでしょう。塩の話では、塩の歴史は勉強になりましたが、長すぎる印象です。まず、結論を先に話してから、歴史を振り返る流れのほうが理解しやすいのではないでしょうか?
●「男心と女心」の話で、女の子はぬいぐるみが好きで、男の子はミニカーなど道具が好き、という話になり、いま何かと多様性を求められる中で結構ギリギリだなぁ、反論したいリスナーも多そうだなぁと思いました。ちょっとネガティブな表現もありましたが、河村さんが語ると不思議と嫌な印象はなく、やはり河村さんにしか言えない、河村さんにこそ言ってほしい言葉というのが、リスナーさんにはたくさんあるのだろうと感じました。
●番組でたびたび河村さんは、ことわざや警句を発しています。聞きようによっては何となく「上から目線」みたいな感じがなきにしてあらずですが、河村さんはもう歳だから何言ってもいいんだと上手く茶化しながら、自然体で独特の語り口で話されています。まさに「伊達に年をとってないぞ」と思っている河村さんの面目躍如たるものがあると、同年代の私は、勝手にそう思っていました。
続いて8月および9月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ、令和4年度第4回番組審議会を終了しました。次回の令和4年度第5回番組審議会は、令和4年9月22日(木)に開催を予定しております。