ＳＴＶ札幌テレビ

放送30年の節目を迎えた「どさんこワイド179」が海外旅行のナンバー1ブランド「地球の歩き方」と全力コラボ！本物の情報が詰まった「地球の歩き方 北海道版」の発売日が6月30日に決定しました。今回はこれまでの全力コラボの軌跡と最新情報を紀伊国屋書店札幌本店の売り場からお送りしました。

北海道版は、40年以上の歴史を持つ「地球の歩き方」シリーズ初の試みとして、表紙デザインの元となる写真を一般公募しました。日本全国から約400通の応募があり、その内容の素晴らしさに編集部のみなさんからは「嬉しい悲鳴」が。

中でも北海道からの応募がダントツだったそうです。北海道版の編集プロデューサー今井さんは「写真からみなさんの思い入れや北海道への愛を感じた」そうです。(ご応募してくださったみなさん、本当にありがとうございました。)選考の最終責任者でもある今井さんは、夏の北海道を切り取った1枚の写真を選びました。

撮影したのは札幌市出身の浅井美海さん(18歳)。去年の夏、受験生でもあり思うように外出できない日々が続く中、思い出づくりのために出かけた「さっぽろ羊ヶ丘展望台」で撮った1枚です。東京の大学への進学が決まると、北海道では最後の夏になることから「この風景を目に焼き付けておこう」と家族と出かけたそうです。

40年以上に渡りたったひとりで「地球の歩き方」表紙イラストを手掛けてきた日出嶋さん(75歳)は、美海さんの写真に大感動！さっそくイラスト化のための作業に着手しました。
テレビカメラに撮らせるのは初めてという、表紙制作の舞台裏に迫ります。

日出嶋さんは、下から光をあてながらクラーク像の姿を写し取る「トレース」と呼ばれるアナログな手法でペンを走らせていきます。美海さんの写真では写りきっていない部分なども資料を取り寄せ、実物に忠実なイラストにすることを心がけているそうです。

美海さんと日出嶋さんとのコラボで完成した表紙イラスト。クラーク像の下には日出嶋さんが写真の中から発見した人がギミック(仕掛け)としてデザイン化されています。
「色をつけるのが楽しみ」「こういう機会を与えて頂き感謝している」と話すレジェンドがついに北海道版の表紙を完成させました！

北海道を一目で表す場所に夏の爽やかさが加わった表紙となりました。
美海さんと日出嶋さんの思いが詰まったイラストが目印の「地球の歩き方 北海道」は6月30日(木)に発売となります。「1家に1冊」といえる究極の北海道ガイドになること間違いなし！書店での予約も受付中です！！