ＳＴＶ札幌テレビ

スーパーで買ったお手頃な肉がお店のような味わいに！今回は、プロに聞いたおうち焼肉のレベルアップ術をご紹介しました。

「STVどさんこ動画＋」で本編を視聴できます

【住所】札幌市白石区中央1条4丁目3-35
【電話番号】011-817-1129

教えてくれたのは、平日でも開店と同時に満員になる人気店、焼肉の「さんか亭」の店長・福原一徳さんです。

余計な水分である“ドリップ”が出ていないお肉を選ぶのがいいとよく聞きますが、ではドリップが出ているお肉は悪い肉なのか伺いました。

福原店長によると、ドリップが出ていても悪い肉ではないということです。お店ではドリップを出し切った熟成肉だけをお客さんに提供しています。余計な水分が抜けることで、身のしまった美味しい肉になるそうです。

ドリップを出した肉と出していない肉を比べてみました。ドリップを出した肉は焼いても厚みも変わらず水分も出ませんが、出していない肉は沢山水分が出て縮んでしまいました。味もドリップを出した方が旨味が凝縮されています。

スーパーで買ったお肉でも、焼く前にドリップを丁寧にすい取るだけで美味しさが全然違うそうです。すぐ食べない場合は、キッチンペーパーでくるみ、ドリップが出たら新しいペーパーに取り換えながら保存するのがオススメです。

お肉を焼くときは何度もひっくり返さず、あまり触らない方が良いと聞きますが、福原店長は「両面はしっかり焼きますが、あとは何度もひっくり返しながら焼いていった方が美味しい」と話していました。

ひっくり返すタイミングは、うっすらドリップが出てきた時。カリッと美味しく焼けるまで何度かひっくり返すのが新常識です。

自宅で焼肉をした時、煙が出て匂いが部屋などについてしまいます。そんな悩みを解決するヒット商品「やきまる」をご紹介しました。ホットプレートと比べると煙が殆どでないというのが特徴です。

これをさらに手軽にした、手持ちのカセットコンロの上にのせるだけの簡易焼肉プレートも、1600円前後で手に入るので売れ行き上昇中だそうです。

鉄板が焦げや後片付けの大変さは、ダイソーが発売した「バーベキュー便利シート」で解決できます。本来はバーベキューの網の上で焼きそばなどを焼く時に使いますが、ホットプレートの上に敷いても使えます。中性洗剤で洗って繰り返し使えるというのも経済的です。

全国各地の焼肉店の味を牛耳るたれの仕掛人、北野たれ蔵の代表・重延亨さんに教えていただきました。材料をすべて入れて混ぜるだけ、牛・豚・羊いずれにも合うたれです。

＜材料＞
しょうゆ大さじ5杯、砂糖大さじ4杯、酒大さじ4・1/2杯、みりん小さじ2杯、ごま油小さじ2杯、すりおろしりんご大さじ1杯、レモン果汁少々

玉ねぎやリンゴの酵素、砂糖がお肉を柔らかくします。肉8に対してたれ2の割合で入れるのが黄金比。たれを入れてよく揉み込むと、たれが奥までしみ込んでさらに美味しく柔らかいお肉になります。冷凍するとさらに肉の奥の奥までたれが浸透するので、一度冷凍するのがオススメです。