産地直送!浜の王様〜寿都のしらす
2022年5月18日(水)
産地直送!浜の王様〜寿都のしらす
北海道内で獲れる旬なお魚をご紹介するコーナー「産地直送!浜の王様」。今回は身近にいるようで、実は激レアなお魚、寿都町の“しらす”をご紹介しました。地元の方がオススメするしらすの美味しい食べ方もお伝えします。
「STVどさんこ動画+」で本編を視聴できます
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すっつ しらす会館
【住所】寿都町歌棄町美谷205-1
【電話番号】0120-64-5018
【電話番号】0120-64-5018
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●生しらす丼 1500円
まずは、こちらで鮮度が命の「生しらす丼」をいただきました。生しらす丼のしらすは、えぐみと臭みが出る前の、鮮度の良いしらすを厳選しているので、希少などんぶりに仕上がっています。
黄色の旗が掲げられた時は「しらすあります」の目印。「生しらす丼」は産地でしか食べられない激レアメニューなので、事前に連絡していただくのが確実です。
黄色の旗が掲げられた時は「しらすあります」の目印。「生しらす丼」は産地でしか食べられない激レアメニューなので、事前に連絡していただくのが確実です。
“すっつ しらす会館”の吉野英寿さんに、ご家庭で簡単に真似できるしらす料理「春キャベツと釜揚げしらすの梅じそ和え」を作っていただきました。味付けは、麺つゆを小さじで1〜2杯いれるだけ。生しらすと釜揚げしらすで別の食感になります。
新鮮なしらすを求めて漁に密着!
午後6時半、この日は濃い霧の中の出港となりました。しらすは“敷き網漁業”という、電気を照らしながらしらすを集めて、網を敷いて獲るという漁法です。
諸説はありますが、しらすとは魚の稚魚の総称で、寿都町ではコウナゴの稚魚を指します。一般的なイワシのしらすと比べ油乗りがよく、苦みが少ないなど希少価値の高い魚です。
しらすの漁期は4月25日から始まり7月末までという事ですが、次の漁に備え、6月の始めで漁は終わってしまいます。加えて、しらすは大きくなると獲れにくくなってしまいます。漁はおよそ一か月間、漁に出られない日もあるので、まさに激レアな魚です。
しらすの漁期は4月25日から始まり7月末までという事ですが、次の漁に備え、6月の始めで漁は終わってしまいます。加えて、しらすは大きくなると獲れにくくなってしまいます。漁はおよそ一か月間、漁に出られない日もあるので、まさに激レアな魚です。
ここで、しらす漁師の阪内幸生さんオススメのしらすの美味しい食べ方を教えていただきました。卵とニラ、茹でたしらすで作る「卵とじ」です。阪内さんが幼い頃から食べている昔ながらの味です。
株式会社 小坂水産
【住所】寿都町大磯町187番地
【電話番号】0136-62-2080
【電話番号】0136-62-2080
市場で入札されたしらすはどうなるのか、創業100年以上の歴史を持つ“小坂水産”にお邪魔しました。
鮮度抜群のしらすはすぐに生炊きして、佃煮へ加工されます。使用されているタレは30年以上継ぎ足しを重ねた、秘伝のタレです。職人さんが作る伝統の味わい。風味豊かな、生炊きしらす佃煮は、電話やインターネットなどでご注文いただけます。
鮮度抜群のしらすはすぐに生炊きして、佃煮へ加工されます。使用されているタレは30年以上継ぎ足しを重ねた、秘伝のタレです。職人さんが作る伝統の味わい。風味豊かな、生炊きしらす佃煮は、電話やインターネットなどでご注文いただけます。
“小坂水産”の千葉圭太さんにもしらすの美味しい食べ方を教えて頂きました。千葉さんのオススメはおにぎりの具材。お米の塩加減がしらすの甘さを引き立ててくれるそうです。他にもサンドイッチの具材など洋風な料理にも、味が変わってオススメだということです。
民宿 みはら
【住所】寿都町新栄町98番地
【電話番号】0136-62-2121
【電話番号】0136-62-2121
民宿のお母さん・三原光恵さんにも、「生しらすの天ぷら」やしらすの佃煮を使った「フキの油炒め」など様々なしらす料理を教えていただきました。ピザはお店で売っていた既製品に、チーズとしらすをのせて焼くだけなので、とても簡単です。