ＳＴＶ札幌テレビ

札幌で開催されるマラソンコースに潜む驚きの雑学や歴史を徹底解説するほか、マラソンコース沿道で発見した絶品テイクアウトグルメもご紹介しました。

今回のマラソンは、札幌大通公園が発着地点。市内中心部をぐるっとまわるコースになっています。

最初の見所はスタート後すぐ、札幌駅前通りに面した「鴨々川」です。鴨々川では約40年前、景観を良くするために、1100匹ほどの鯉の放流が行われました。その子孫は今も川を泳いでいます。

【住所】札幌市中央区南12条西1丁目
【電話番号】011-522-9287
【営業時間】11:00〜20:00
【定休日】月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日

駅前通りをぬけて5kmの地点を過ぎた頃、中島公園の近くにある、元フレンチシェフが腕を振るうお惣菜屋さんです。使う野菜は北海道産、自ら産地へ出向き、納得したものだけを仕入れています。

特にオススメという3品を教えていただきました。まずはポテトサラダです。甘味が強いピンク色のじゃがいも「ノーザンルビー」に、マスカルポーネチーズや、生クリームなどをあえ、茹でた「えび」をのせます。ソースは、アンチョビ、生ハム、オリーブなどを混ぜたもの。仕上げに、ゴルゴンゾーラチーズのムースをのせています。

メインディッシュは、恵庭産の豚肉を使った「カツレツ」、小麦粉にチーズをまぶしているのがポイントです。油を捨てたフライパンにバターを溶かしてもう一度焼いているので、香り高い、高級感のある味わいに仕上がっています。

その他、和寒産の甘いとうきびを使った冷たいスープも、この時期オススメの逸品です。

マラソンコース、続いての見所は「幌平橋」です。現在の橋は4代目、初代の幌平橋は個人がかけたのですが、洪水の被害ですぐに壊れてしまいます。10年後には北海道が2代目に木製の橋をかけ、昭和29年に幌平橋はコンクリート製になりました。そして平成7年、現在の4代目幌平橋が誕生します。アーチのかかる珍しいカタチが当時注目されました。

もうすぐ10km地点、今は飲食店やビルで栄える平岸通ですが、かつては一帯にりんご園が広がっていました。水はけの良い場所だったので、環境に合った農作物が育てられたということです。

【住所】札幌市豊平区平岸2条13丁目
【電話番号】011-816-4444
【営業時間】平日11:30〜15:00、17:30〜21:00、土曜日･日曜日･祝日11:00〜15:00、17:00〜21:00
※ラストオーダーは営業終了30分前

その平岸通沿いにある特濃カレーのお店をご紹介しました。特濃の秘密は玉ねぎ、あめ色になるまで5時間加熱しています。1皿につき400gの玉ねぎ、約2個分が溶け込んでいます。一番人気のトッピングは豚角煮、圧力鍋でじっくり煮込み最大限まで柔らかく仕上げています。

10kmの地点にプレートが埋め込まれているのを見つけました。このプレートは、スタートから5キロごとの計11箇所に埋め込まれており、オリンピックが終わった後も永久に残ります。

【住所】札幌市豊平区平岸3条5丁目
【電話番号】011-887-0707
【営業時間】11:00〜19:00
※8月13日(金)〜8月15日(日)までお休み

続いては、10km地点付近のクレープのお店をご紹介しました。クレープだけで40種類、イチゴが180円など、どれもお手頃でいただけます。食事系では「ウインナーチーズ」が人気です。一番のオススメは「アップルカスタードミルフィーユ」、具材はカスタードクリーム、じっくり煮詰めた余市産のりんご、小さくカットしたパイ生地です。

今回佐々木アナが着用しているのは、JOC公式ライセンス商品の東京2020オリンピック 日本代表選手団公式応援グッズ、アシックスの「TEAM RED Tシャツ」です。おうちでの観戦や、トレーニングウェアにもオススメです。