令和三年度第8回番組審議会議事録

令和三年度第8回番組審議会議事録

1.開催日時

書面開催

2.開催場所

書面開催

3.出席者

         委員数 6 名
     [出席委員]  6 名
            竹川 雅治  委員長
            大友 一弘  副委員長
            桂田 聡志  委員
            田村 望美  委員
            福津 京子  委員
            番井 菊世  委員

     [会社側代表] 3 名
            橋本 秀樹  代表取締役社長
            平山 大策  編成制作部長
            村上 安昌  プロデューサー
                           
     [事務局] 1 名
            杉本  修  放送審議室長


4.議題

 議題    「リアルタイム!」
(1月15日(土)19時00分から20時30分放送)

5.議事の概要

令和3年度第8回番組審議会は、「リアルタイム!」を議題として開催されました。各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。

●全体的な感想としては、ニュートラルな意味で、雰囲気がSTVラジオらしくない、比較的若い層むけのFMのようだと感じました。それは挑戦・新陳代謝という意味でよい方向だと思います。また、全体的に爽やかで明るくて、番組の構成も食べ物や子どもさんの歌などで、「土曜の夜」らしくないと感じました。
●「好きです電リク」のコーナーでは、田村さんがコメントを引き出だす際に、誘導しても奏功しなかったりして、苦労しているのが聞き取れました。この引き出し方も、行儀がよいというか少し昼間の番組のように感じました。土曜の夜なので、もう少しぶっちゃけてもいいのかもしれません。
●オープニングのお天気実況は、場面が目に浮かぶような細かな描写が上手で、ラジオらしく好感が持てました。しかしこれ、生放送のはず…この後スタジオへ戻るの?…と、ドキドキしながら曲の終わりを待つと、スタジオへ移動した田村さんが「頭の雪をタオルで拭きながら…」とおっしゃっていてビックリ!外も中も一人でこなすとは流石だなぁと驚きました。 
●全体的に、田村さんの魅力あふれる優しい番組で好感が持てます。田村さんのキャラクターを想えば土曜の夜という時間帯を考えて、もう少し遊んでもいいのかなと感じました。
●この日は大雪の状況下でしたので、各地のリアルな状況を確認できてとてもよかったです。一方で、天気の話の締めが毎回「安全運転で」「気を付けて」となっていたので、少ししつこく聞こえてしまいました。お一人での司会進行、移動しながらツイッターやメールを確認、話す、となると田村さんの負担がかなり大きく、どうしても同じ言い回しになってしまうかと思います。
●STVラジオは他チャンネルに比べると、若年層のリスナーが少なく感じるので、他の番組でもこのように参加できる番組を増やしていっていただきたいです。こどものお歌を流すコーナーは大好きです。これをメインにした番組をやってほしいと思いました。
●オープニングで本社前から空模様を伝えるコーナーで、話のテンポが少し早く、情報も10分前、1分前、あられ、ふんわり等、似たような表現が多く、正直、現在の状況が把握しにくくなっていました。もう少し、現在の状況に絞って、ゆっくり伝えてほしいと思いました。
●コーナーごとに話し方、トーンを変えているようなところも違和感として伝わってしまい田村さんの特徴、一番の良いところが活かしきれていないようにも感じましたが、ベテランのように声だけでメリハリを付けるには技術、経験が相当必要になることをあらためて感じました。
●番組タイトル名のとおり、「リアルタイム」≒「生放送」のメリットを随所に生かした番組構成となっており、臨場感に溢れていて、あっという間の1時間30分でした。パーソナリティの田村みなみさんの話しぶりもリスナーに話しかけるようにテンポよく進めており、好感が持てました。
●ツイッターを駆使して、臨場感をうまく醸し出しており、思い切って、ターゲットをある程度若い世代に絞った番組構成としている点、非常に好感が持てます。この思い切りは重要だと思います。引き続き、期待しております。
●この日の一番の出来事は「大学入学共通テスト」初日に東京の試験会場で受験生が高校生に襲われた事件であると思います。しかしこの「リアルタイム・トピックス」ではこの事件が取り上げておられませんでした。この事件に言及する必要があると考えました。
●田村みなみさんや番組スタッフの「一生懸命さ」がよく伝わってきた番組でした。たくさんのコーナーを設け、そして「リアルタイム」というタイトルどおりに臨場感あふれる生放送を展開していくという「特色」がうまく生かされた番組。これからも多くのリスナーに番組への参加を積極的に求め、「生放送がラジオの醍醐味の一つ」という想いをもって、この番組ならではという企画にどんどんチャレンジしていただきたい。

続いて2月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ令和3年度第8回番組審議会を終了しました。次回の令和3年度第9回番組審議会は、令和4年2月24日(木)に開催を予定しております。