令和三年度第6回番組審議会議事録

令和三年度第6回番組審議会議事録

1.開催日時

令和3年10月28日(木) 午後4時00分~午後4時55分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階A会議室

3.出席者

委員数   6 名
[出席委員]  6 名
      竹川 雅治 委員長
      大友 一弘  副委員長 (リポート出席)
      桂田 聡志  委員   (リポート出席)
      田村 望美  委員   (リポート出席)
      福津 京子  委員 
      番井 菊世  委員
                
[会社側代表] 3 名
      橋本 秀樹 代表取締役社長
      平山 大策  編成制作部長
      阿波加雅子  ディレクター
               
[事務局] 1 名
      杉本  修  放送審議室長
  

4.議題

「イイ加減にしろっぷサンデー」
(10月17日(日)午後1時00分から午後3時00分放送)

5.議事の概要

令和3年度第6回番組審議会は、「イイ加減にしろっぷサンデー」を議題として開催されました。社側からの報告の後番組の審議に移り、各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。

●こういうエンターテイメントの番組で女性が出てきた場合に、その女性を若くて可愛いという価値でとらえています。それはもちろん価値としてあるとは思うのですけれども、それをやってしまうと、保護する対象としてやはり一段下に見てしまいます。周りの人は、若くて可愛くて「何とかちゃんいいね」みたいな感じになってしまうので、そういう役割の場合は良いですけれども、同じように気象協会の男性も出て、そこの差というのが気になりましたので、こういう事が少しずつ脱却できれば良いと思いました。
●お天気の南保さんと二本柳さんのキャラが立っていてびっくりしました。すごく良かったです。しろっぷに負けずに、すごく自分のキャラをバッと出して短い時間で自己主張されながらも天気をちゃんと伝えていたので、もしかしたらこのコーナーを楽しみに聴いている方もいるのではないかと思いました。お天気の人でこんなにキャラが立っているのは珍しいです。
●日曜の13時から17時はさまざまな世代の方が聴いている時間帯かと思います。ボケる際、不倫ネタや下ネタが出てきて、深夜の番組であればまだしも、この時間帯としては一部ふさわしくない内容でした。STVラジオ自体の好感度も落ちてしまう内容だと思いますので、どうしても下ネタを入れるのであれば、この方たちのパーソナリティの時間帯を変えるべきだと思います。
●初めに番組全体の感想は、お笑い芸人であるしろっぷの芸風や特徴が良い流れでそのままラジオ番組として構成されている印象を受けました。時事ネタを漫才やコントのような内容で進めているところは、ひろしさんとじゅんぺいさん、それぞれのカラーが出ていました。その反面、細かな内容が伝わりにくい場面やその後の展開が読めない印象があり、期待感やワクワク感のようなものはあまり感じられませんでした。
●まず心配したのは、二人のマシンガントーク、掛け合いが4時間も継続するのか、また継続したとしても、リスナーがついていけるのかという点でした。結論から言えば杞憂に終りました。マシンガントークはオープニングのみであり、その後はある程度落ち着いた掛け合いとなり安心して聴くことができました。また、久保アナウンサーが加わったことで一種の緩衝材として落ち着いた雰囲気になっていました。3人の息がピッタリあっていたと思います。
●勝ち馬の予想として行った「イガ栗入れ」といういわば体を張った企画は、昨今のお笑い芸人のいじめ的な風潮というのが問題になっている中で、あまり私としては好ましい企画ではないような気がしました。
●この番組は変哲もない、言わば格別奇をてらうような構成をとっていないということもあって、日曜日の午後の何もすることがなく、ぼんやりと心おきなく音楽を聴いたりラジオを聴いている自分にはちょうど合っていると思いながら、心地良い時間を過ごすことができました。

続いて11月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ令和3年度第6回番組審議会を終了しました。次回の令和3年度第7回番組審議会は、令和3年11月25日(木)に開催を予定しております。