ハナタビ北海道〜滝上町・陽殖園
2021年5月19日(水)
ハナタビ北海道〜滝上町・陽殖園
旬を迎えた北海道の花々とその物語を、TVで見て楽しんでいただく新企画「ハナタビ北海道」。今回は「日本一変わっている」という滝上町の花園の全貌に迫りました。
陽殖園
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入口の看板には「日本一変わっている花園」と書いてあります。陽殖園は、太陽が育て殖やしてくれる庭という意味をこめて命名されました。この庭をつくっているのは高橋武市さん。つくり始めたのは14歳のころだそうです。
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2014年に木村洋二アナも来たことがありました。
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こちらに見事に咲いているスイセンも全て武市さんが植えたもの。スイセンだけで50種類もあるそうです。
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シラネアオイも咲き始めました。
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寒さに強い、外国生まれのタマザキサクラソウも咲き誇っています。
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エゾムラサキツツジはずっと昔から自生しているそう。
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小川や小島も全て武市さんの手作りです。ほかの人の手や機械に頼らず、たったひとりで大好きな花が生き生きと育つ庭を、今も山の中につくりあげています。武市さんはいつのころからか「山の彫刻家」と呼ばれるようになりました。
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武市さん「ここで一生生活しようと思ったら無いものはつくってでも天国にしないと。俺は俺のやり方で実現すればいいだけ。15〜16年経ってもまだ完成はしていない。」
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自然の小動物が棲みついているそうです。
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エゾライチョウも棲みついています。武市さんは「トット」と名前をつけて共存しています。
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武市さん「やったことのない人は夢というけど、本当にやっている人間にとっては夢じゃなくて現実なのよ。現在のとにかく積み重ねが俺自身も見たことのない風景となる。自分で喜べるものを長くやる、それがほかの人も喜んでくれたら最高。」