ＳＴＶ札幌テレビ

コロナ禍で換気をする今だからこそ、窓をスッキリ綺麗にするコツを掃除のプロに伺いました。
教えてくれるのは、今まで1000軒以上のお家をきれいにし、日本ハウスクリーニング協会では指導員も務める掃除のプロ、三上環さんです。

三上さんによると、徹底的にきれいにして予防策をとることがポイント。そうすることで大掛かりな掃除の回数を減らすことができます。

網戸掃除を楽にするには、洗車道具を活用します。スポンジも一般的なサイズのおよそ２倍、素早く水分をふき取れる吸水クロスも大判があるのでオススメです。洗車ブラシは幅が広いので時短になります。

洗剤は食器用洗剤を使用すると、排気ガスなどの油汚れもよく落ちます。また炭酸水を混ぜると泡で汚れが活性化されるので、汚れが浮き上がります。

まずは洗車ブラシを使用し、上から下へと埃を落とします。乾いた状態で行うと簡単に埃が落ちます。落とした埃は掃除機で吸い取ります。

続いては炭酸水２リットルと食器用洗剤はペットボトルのキャップ半分の量を混ぜ合わせます。今度は下から上に、洗剤液をたっぷり塗り込みます。

どんどん汚れが浮かび上がるので、乾かないうちに拭き上げます。吸水シートをしっかり濡らし、よく絞って拭き取ります。泡の力で外側の汚れも落ちるので、家の中からの掃除だけで十分綺麗になります。

仕上げに車用の撥水コーティング剤を塗ります。スプレー式の場合は、吸水クロスに吹きかけて塗ってください。そうすることで汚れが落ちやすく、雨水などを弾くようになります。靴の防水スプレーでも代用可能です。