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賢く実践!冬の節約術

2021年1月29日(金)

賢く実践!冬の節約術

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コロナ禍で自宅で過ごすことが多くなり、昨年よりも光熱費が高くなったご家庭が増えています。今回は、節約アドバイザー・和田由貴さんに簡単ですぐに出来る節約術を伺いました。和田さんは全国のテレビ、新聞、雑誌などでご活躍。節約に関する著書も多数出版しています。

暖房機編

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北海道の冬にはかかせない暖房機、設定温度を1℃下げると節約になります。ガスファンヒーターだと年間1320円、石油ファンヒーターは年間880円、エアコンは年間1430円の節約になります。そして暖房機の運転を1日1時間短縮すると、ガスファンヒーター年間2150円、石油ファンヒーター年間1470円、エアコン年間1100円の節約になります。
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天井と床付近の温度差は10℃近くあるので、扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させると、床付近の冷気だまりがなくなり、体感温度が上がります。扇風機は窓付近に置き、天井中央に向けて風を送ると効果的です。

湿度を上げると体感温度も上がります。湿度が10%上がると体感温度が1℃上がると言われており、適当な湿度は40〜60%とされています。
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室温で一番影響を与えるのが窓です。カーテンが短いと下から冷気が入ってくるので、百円ショップなどで販売されているカフェカーテンなどで冬の間だけでもカーテンを長くすると寒さ対策になります。廊下につながるドアなどの隙間からも冷気が入ってくるので、隙間テープで隙間を埋めて対策します。隙間テープも百円ショップなどで取り扱っています。
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    ●生成カフェカーテン 110円(ダイソー)
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    ●すきまテープ5m 110円(ダイソー)

給湯器編

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設定温度を低くします。給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げることで1430円の節約になります。また、食器を洗う際はお湯を出しっぱなしにせず溜め洗いをする、使わない時は給湯器の電源を切ることも節約に繋がります。

お風呂で温まる時は、シャワーで済ませるよりも湯船に浸かる方が節約になります。浴槽に入るお湯は約200リットル、シャワーを1分間出し続けると12リットル前後のお湯が使われるので、16分以上シャワーを出し続けると浴槽がいっぱいになります。家族構成によっては、特に冬はお風呂で体を温めた方が節約になる場合があります。
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追い炊きもコストがかかるので、お風呂の時間を家族で合わせ、できるだけ少なくした方がいいです。また、アルミの保温シートもオススメです。百円ショップなどで取り扱っており、浴槽に落し蓋をするように被せると、温度低下の予防になります。
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    ●保温アルミシート厚手 110円(ダイソー)
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冷蔵庫編

物を詰め込み過ぎないようにしましょう。たくさん物が入っていると冷気の循環が悪くなり、余計な電力がかかります。また、必要なものが探しづらいと開閉の回数が増え、冷蔵庫を開けている時間も増えるので、中身はスッキリさせた方が節約になります。

冬は室内温度が低い分、冷蔵庫の設定温度を上げても問題なく食品を冷やせます。設定温度を“強”から“中”にすると年間1670円の節約に。温度設定は季節に合わせて、こまめに見直した方がいいです。
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今回教えていただいた節約術をすべて実践すると、暖房費約2800円、給湯費約11000円、冷蔵庫約3000円で、年間の節約額1万7000円になりました。
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