航空学校で学ぶ!緊急脱出の心得
2024年2月2日(金)
航空学校で学ぶ!緊急脱出の心得
1月2日(火)の羽田空港の航空機衝突事故から1ヵ月が経ちました。今回は万が一事故に遭遇したらどうするべきか、航空業界のプロを育成する学校で「緊急脱出時の心得」を学びました。
日本航空大学校 北海道 新千歳空港キャンパス
【住所】千歳市泉沢1007-95
【電話番号】0123-28-1155
【電話番号】0123-28-1155
北海道唯一の、航空業界のプロを育成する学校です。客室乗務員や、整備士などの技術職を目指す学科があり、毎年多くの卒業生を航空業界に輩出しています。
“キャビントレーニングセンター”にお邪魔しました。ここでは様々な飛行機のトラブルを想定した訓練を行っています。
“キャビントレーニングセンター”にお邪魔しました。ここでは様々な飛行機のトラブルを想定した訓練を行っています。
魔の11分という有名な言葉があります。離陸時3分間と着陸時8分間は特に事故が起きやすいと言われています。トラブルが起きた際は、アナウンスの指示に従うことが大切になります。
今回は、“飛行中に機内で火災が起きた場合”の訓練をしました。
今回は、“飛行中に機内で火災が起きた場合”の訓練をしました。
緊急脱出をする場合、乗客は脱出の合図がでてから動き出します。90秒以内で機内全員の脱出を目指すため、スムーズに脱出口に向かいます。
緊急脱出時に使う「エスケープスライド」を滑る時の心得も教えていただきました。
緊急脱出時に使う「エスケープスライド」を滑る時の心得も教えていただきました。
海上の場合は、エスケープスライドがそのままボートの役割を果たします。
その時に欠かせないものは、救命胴衣。座席の下に収納されていて、万が一の際に取り出して身に着けます。
その時に欠かせないものは、救命胴衣。座席の下に収納されていて、万が一の際に取り出して身に着けます。
救命胴衣を膨らませるタイミングは、ドアからの脱出直前。機内で膨らませてしまうと身動きがとりにくく、さらに機体が浸水した場合は体が浮き、脱出の妨げになってしまいます。