M01「情熱の薔薇／THE BLUE HEARTS」
M02「WILD HEARTS -冒険者たち-／佐野元春」
M03「BADモード／宇多田ヒカル」
M04「LOVE'S ON FIRE／山下達郎」（アルバム『ソフトリー』より）
M05「ジェットコースター・ロマンス／Kinki Kids」
M06「夏色／ゆず」
M07「白いページの中に／柴田まゆみ」
M08「リボンの騎士／前川陽子、ルナ・アルモニコ」

M09「Take You To The Sky High／角松敏生」
M10「BLUE LAGOON／高中正義」
M11「Super Chance／1986オメガトライブ」
M12「元祖天才バカボンの春／こおろぎ’73、コロムビアゆりかご会」
M13「花に水やるラヴ・ソング／林田健司」
M14「銭形平次／舟木一夫」
M15「少年忍者風のフジ丸／鹿内タカシ、西六郷少年合唱団」
M16「赤いアンブレラ／もんた＆ブラザース」
M17「空港／テレサ・テン」
M18「ろくでなし／越路吹雪」

M19「ビューティフル・エネルギー／甲斐バンド」
M20「愛はエネルギー／松原みき」
M21「レイニー・サマー／鈴木雄大」
M22「あと1センチ傘が寄ったら／有賀啓雄」
M23「Beautiful life／福山雅治」
M24「ANGEL OF THE LIGHT／山下達郎」（アルバム『ソフトリー』より）
M25「木綿のハンカチーフ／原田知世」
M26「Breathless／Birthday Suit」

「あと1センチ傘が寄ったら／有賀啓雄」
崎谷健次郎と同じバンドで活動し、のちに小田和正のバックを長く務めるなど、多才なミュージシャン。
1996年ごろまではスタジオの予算に余裕があったので、音を出してみたら当初のアレンジがいまひとつ…….というときに、参加しているスタジオミュージシャンからの提案で大きく曲想が変わる、といったことが珍しくなかった。
例えば僕のテイチクでの1枚目「ハートがまんまビートになる日」中の「酸っぱい葡萄の論理」という曲ではBass美久月さんの提案で8ビートの曲が4ビートになったり……。
有賀啓雄という人は、そんな局面に多く立ち合っていたはずだ。
良い時代にスタジオ生活を送らせてもらったと思う。

松崎 真人