第14回 2021/1/3
コロナ禍でともに芸能活動や音楽活動がままならなかった加藤浩次とサカナクション山口一郎が、STVラジオ『加藤さんと山口くん』の中で、2021年への思いを、山口の自宅でタコ焼きをつつきながら語り合いました。
加藤「ここでプラス思考して、新しいコトを考えている人が上手く行くんだと思うよね」
山口「そうなんですよ。これまでの音楽のシステムを早くドロップアウトしないと、次に進めないなって」「ワクワクすることって大事じゃないですか。僕たちはワクワクを創るのが仕事だから、自分たちがワクワクしないと、受け取る側もワクワクしないですよね」
加藤「いままでなら『いついつサカナクションのライブあるぜ』って、それまで仕事頑張ろう、ライブでぶち上げるぜって、それをモチベーションにしてた人もいたんだよね。そのモチベーションを違った形に変えなきゃいないってことだね」
山口「そうなんですよ。だから『新しい感動を発明しなきゃいけない』って思ったんです」
加藤「いいこと言ってるわ!ずーっと考えてたの?」
山口「体調悪い間、ずーっと考えてました(笑)」
新年そうそう、無茶苦茶いい話から始まった加藤と山口。ここら辺から本格的に「タコ焼き」を焼き始めます。
山口「きょうはランチっぽく、お祭りっぽくタコ焼きです」
加藤「いいねぇ、タコパ(タコ焼きパーティー)」
山口「タコパしようと思って。ボク、人生でタコ焼きパーティーしたことないんですよ」
加藤「なんで?」
山口「友達がいないから…」(爆笑)
ここでタコ焼きをきっかけに、話は2人の出身地・小樽のソウルフード「ぱんじゅう」の方向に…。
加藤「オレら北海道人って、関西圏の文化って意外と弱いんだよ」
山口「タコ焼きって食べたこともなかったくらい。タコ焼き屋ってありましたっけ?。ぱんじゅう屋はありましたけど」
加藤「ぱんじゅうだね、小樽はね。『ぱんじゅう』って言っても、わからない人いるよね」
山口「いますね。タコ焼き型のタイ焼き…ですよね」
加藤「うん、そうそう。ぱんじゅう食ってたよね」
山口「むちゃくちゃ食ってましたね」
加藤「ぱんじゅう知ってるのって北海道中にも広がってないよね」
山口「小樽だけじゃないですか」
加藤「小樽だけだよね」
山口「あれ、誰が発明したんですかね」
2021年最初に、ついに小樽の人なら誰でも知ってる(小樽じゃない人は北海道人でもよく知らない)「ぱんんじゅう」談義が飛び出した2人。コロナ禍で新しいワクワクを作り出すヒントは「ぱんじゅう」にあるのかも?!