ＳＴＶ札幌テレビ

2026年2月6日、４年に１度の歓喜の祭典『ミラノ･コルティナ五輪』がいよいよ開幕する。その３週間前に開催される『男子スキージャンプワールドカップ２０２６札幌大会』には、一足早く『世界最強』を決めるべく、各国のトップジャンパーが集結。今大会はミラノ・コルティナ五輪の結果を占う、まさに『前哨戦』となる。金メダル候補の小林陵侑は、世界トップを相手にどんな戦いを見せるのか！？ 表彰台を狙えるまでに急成長した、二階堂連からも目が離せない！そして今大会は、五輪への出場４枠を懸けた『日本代表決定戦』ともなる。ミラノでも注目競技の１つである『スキージャンプ』、その迫力と興奮を、まずは札幌から余すことなくお届けする。

男子におけるスキージャンプワールドカップ札幌大会は、アジア唯一の世界大会で、トップジャンパーが集い世界No.1を決める。昨季、圧倒的強さでワールドカップ年間総合王者となったチョーフェニッヒ（オーストリア）や、ワールドカップ通算勝利数歴代３位（45勝）のステファン･クラフト（オーストリア）、さらには昨季世界選手権を制したプレブツ４兄弟の三男ドメン・プレブツ（スロベニア）など、ミラノ・コルティナ五輪で小林陵侑と金メダル争いをするだろう世界の鳥人たちが集結する。
　

■小林 陵侑　29歳・岩手県八幡平市出身
北京五輪ノーマル金･ラージ銀　昨季W杯総合９位も札幌大会は２連勝。W杯通算３５勝は世界歴代７位、６季連続でW杯トップ５入り（19年〜24年）は史上初。25年9月の五輪プレ大会でNH３位、LH優勝　（平昌・北京五輪代表） 。

■二階堂 蓮　24歳・北海道江別市出身
小林陵侑の背中を追う日本の成長株。昨季W杯自己最高６位、今季こそ初の表彰台を狙う。　ミラノ・コルティナ五輪では団体戦メンバーの有力候補。五輪プレ大会団体で陵侑とともに出場し２位。父は元スキージャンプ選手の二階堂学。　

■中村 直幹　29歳・北海道札幌市出身
小林陵侑･髙梨沙羅と同期の1996年世代、小林陵侑とは小学生からの仲であり親友。大学卒業後に起業し、ドイツを生活拠点として活動している。二階堂蓮と団体メンバーを争っている（北京五輪代表）。

■小林 朔太郎 26歳・群馬県草津町出身
名門･雪印メグミルクスキー部所属。大学卒業後に複合からジャンプに転し、24シーズン日本代表に定着、今年のサマーGP（ﾙｰﾏﾆｱ）では初優勝。実家は1887年創業 草津の由緒正しき老舗温泉宿。　

■葛西 紀明　53歳・北海道下川町出身
オフシーズンから自らを極限まで追い込み、体脂肪率１桁台まで減量。昨季も国内大会優勝、２季連続でW杯本選出場と未だ衰えぬ実力を見せる。ミラノ五輪出場は厳しいが、世界が尊敬する知名度No.1のレジェンド。