M01「くるみ／Mr.Children」
M02「milk／aiko」
M03「スノースマイル／BUMP OF CHICKEN」
M04「Walk Out To Winter／Aztec Camera」
M05「あなたが欲しい／ザ・ハプニングス・フォー」
M06「今日を生きよう／ザ・テンプターズ」
M07「故郷は地球／柴俊夫・ハニーナイツ」
M08「窓／松山千春」
M09「また逢う日まで／尾崎紀世彦」
M10「恋人よ／五輪真弓」

M11「永遠をあずけてくれ／DEEN」
M12「蕎麦屋／中島みゆき」LIVE ver.
M13「Space Sonic／ELLE GARDEN」
M14「Ship's／UQiYO」
M15「C-Girl／浅香唯」
M16「Stay by Me／浅香唯」
M17「Stand By Me／John Lennon」
M18「風の住む町／中村雅俊」
M19「花と小父さん／植木等」

M20「バナナチップス／少年ナイフ」
M21「世界が終わる夜に／チャットモンチー」
M22「拝啓、少年よ／Hump Back」
M23「Kick & Loud／GEISHA GIRLS」
M24「ラーメンたべたい／矢野顕子」
M25「君を連れてゆく／佐野元春」
M26「Another Time, Another Place／松崎真人」

M27「忘れないわ／Hi-Fi Set」

「君を連れてゆく／佐野元春」この曲を収録した「The Circle」はあの無邪気な「SWEET16」の次作として1993年に発表された。
もし世の中が暗いのなら暗いとストレートに歌うべきだ、という元春の新境地。
ジョージーフェイムのオルガンを収録するために英国まで渡ったこだわりの音作り。
僕は当時からこの姿勢を支持していたが、90年代中盤のカラオケヒットソングは偽りの希望を金切り声で歌い上げるものが主流になっていった。
ここが日本人の弱いところだ。今、自分たちが砂の斜面を滑り落ちていることを認めようとしなかった。
結果が今。絶望からしか掴めない希望があること。それを信じる勇気を、この曲は教えてくれる。

松崎 真人