加藤さんと山口くん

第30回 2021/4/25

2021年4月25日(日)
  • 加藤一郎・山口一郎
先週のジンギスカンのタレ対決を制した加藤は、次の「利き○○」対決の話をもちかけます。「ウニ」「白身魚」「焼き魚」といくつかの案がボツになったあとに…

加藤:もう、アレやろうか、二択!。「ペヤング」か「焼きそば弁当」か。

山口:ペヤングは北海道じゃないですよね。焼きそば弁当が北海道ですよね。

加藤:そう、焼きそば弁当が北海道。

山口:それ、焼きそば弁当、絶対、外せないじゃないですか。

加藤:外せないよ。

山口:あ、「UFO」は?

加藤:ああ、UFOも入れようか。じゃぁ、カップ焼きそば、やろうか。

山口:いいっすよ、やりましょう。

加藤:「焼きそば弁当」外した方が、もう今後、北海道出身って言っちゃダメっていうの。

山口:(爆笑)

と、ここまでは、先週までの軽い感想戦。(焼きそば対決も本当にやって欲しいですが)。

実は『加藤さんと山口くん』が始まって以来の「夢」でもあった、2人の故郷・小樽でのロケ収録が決まりました!。しかもテレビも同時です!!。さっそく2人は、弊社・STVラジオとSTVテレビのプロデューサーを従えて、作戦会議に入りました。

山口:僕としては、小樽駅前でマイク持って、加藤さんを待ってたいんです。

加藤:ピンマイク持って? ラジオスタイルと同じことしたいって言うこと?

山口:そうそう。だから、ラジオ聴いてる人は(テレビを見て)「いつもこんな感じなんだ」っていうのが見えるといいなと思って。僕が最初にビックリしたのは、加藤さん、本当にいつも独りで来るじゃないですか。ラジオの(収録の)時に。これ、けっこう意外なんですよ。普通、マネージャーさんがいてだけど、加藤さんは本当に自然に独りで来て、独りで帰るじゃないですか。あの感じが本当なんだって言うのを、テレビで見せるのがいいなって思っていて。

山口:加藤さんが電車で(小樽駅に)来て、ホームに降りてきて、「加藤さん、こっちです、こっちです」ってマイク渡して、「きょう、テレビじゃん!」って風になるのがいいなって。

何しろ、ラジオ番組がテレビの特番に"昇格"するという滅多にない機会。だからこそ山口くんは、普段のラジオのテイストをそのままテレビで見せたいという、強い思いがあるようです。

基本的には賛同しつつも長年、テレビの世界で生き抜いてきた加藤にとっては、心配な部分も多々、あるようです。

加藤:だとしたら、山口くんがピンマイク持って待ってる絵(映像)が、ここの絵(山口目線の映像)だけじゃなくて、引き(遠くから2人を客観的に撮ってる映像)がちゃんとある方がいいというか。

山口:なるほど、なるほど。

加藤:周りにスタッフも誰もいない山口くんの絵が欲しくなっちゃうんだよな、そうなると。

山口:撮りましょう。

加藤:それ、けっこう大変だと思うんだよ、ロケが。これで(ラジオで音だけ)パッととるなら、その場の許可だけ取ればいいんだけど。けっこう厳しいんだよ、テレビ。ロケって。長玉(望遠カメラ)欲しいよね。小樽駅前だから「サンビル」ってまだあるのかな(小樽駅前に今もある商業ビル)、サンビルの上くらいからさ…。

山口:いや、加藤浩次の名前出れば。小樽ですよ。

加藤:(苦笑しながら)…いや、いやいやぁ。

山口:許可は出ますよ。

加藤:じゃぁ、それで行くかぁ?。行こうか。ラジオと同じことやりたいんだよな、(収録の)入りと。

山口:加藤さんが電車から降りてきたり、ホームから出てきたり、駅から出てくるのを撮れたらいいなぁって思うんですよね。

あくまで、普段の"ラジオスタイル"を貫いたテレビにしたいという山口の強い願望に、テレビ界の大御所・加藤も納得。いつもの『加藤さんと山口くん』の雰囲気がテレビで、どう映像化されるのか楽しみです。

加藤:じゃあ、それで行くか。いつものラジオスタイルで行くか。まあ、そうか。ラジオ発でスタートしてるから、テレビだからって、そこで気負い過ぎてるのも何か違うか。

山口:加藤さんが電車乗って、独りで出てくるって、けっこうみんなビックリすると思うんです。

まだまだ続く「作戦会議」。山口の奇策がまだまだ飛び出します…。

この小樽凱旋ロケの模様は、ラジオでは次回から連続で放送!
テレビでは5月16日(日)16:25〜放送です。お楽しみに!
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