家計の味方!ふりかけが脚光浴びる! 人気のワケは“物価高”に“節約志向” 販売額も増加傾向
家計の強い味方となる“ふりかけ”がいま脚光を浴びています。
おかずが増やせないときの節約品としてだけではなく、なかには素材がまるごと入った高級なふりかけも。
人気のワケに迫ります。
ホカホカの白いご飯。
その大親友といえば、日本が誇る食文化・ふりかけです!
この「ふりかけ」がいま、家計の救世主として需要が高まっているといいます。
(鷲見記者)「こちらのスーパーではひときわ大きなポップ、種類もたくさん」
札幌市内にあるデパートの食品売り場です。
こちらではふりかけ専用のコーナーが設けられ、バラエティ豊かなふりかけがずらりと並んでいます。
(鷲見記者)「ふりかけは食べますか?」
(買い物客)「食べます」
(鷲見記者)「何味が好き?」
(子ども)「タマゴとかかな」
(買い物客)「一品作るのしんどいなという時にふりかけはよく使います」
物価高で節約志向が高まっていることが人気の理由のひとつだといいます。
(北野エース丸井今井札幌本店 山城祐樹店長)「具材を買おうとすると値段が上がってしまうので、手軽に買えるのがいいのでは。種類的には増やしていこうかなと。出来れば倍くらいまで増やしていきたいですね」
市場の調査会社によりますと、国内のふりかけの販売額は2021年から徐々に増加傾向にあります。
おかずの価格高騰に伴い需要が高まっていると分析しています。
一方、北広島市のアウトレットモールにあるこちらのお店では、高級路線の生ふりかけも人気が高まっています。
(店員)「ホタテが一個まるごと入っています。召し上がってみてください」
(鷲見記者)「噛めば噛むほどホタテのうまみがじゅわーと口の中に広がります。おかずを食べているみたいな満足感があります」
ほかにも、日高昆布とちりめんの生ふりかけもー
ご飯に乗せるだけでなく、他の料理にいれたりおつまみとしても楽しむことができます。
おすすめはほっき貝と昆布のふりかけに、ごま油と長ねぎを加えたアレンジです。
(鷲見記者)「これ本当にふりかけなんですか!?ごま油の風味がほっき貝によく合って、ふりかけとは思えない逸品です」
(北の食品催事事業部 吉田昌弘次長)「日持ちするのもあるし、いろんな料理のアレンジができるので、いろんな使い方ができて長く使えるのが魅力なのかなと」
節約や時短をしたい時にー
それとも少し贅沢をしたいときにー
日本の食文化ふりかけは進化を続けています。