春の訪れ感じる陽気 さっそくガーデニングの準備も! 札幌の最高気温は16.7℃ 北海道
札幌は2025年で一番の暖かさとなり、一足早い春の便りが届きました。
札幌市西区の遊歩道ではうすいピンク色の桜が咲き、見る人を喜ばせています。
(北本アナウンサー)「風がありますが薄着で過ごせる札幌です。こちらの桜の木ですが、奥、目を凝らしますと、ピンクになっている部分が一か所だけ、桜の花が開いています。小さな小さな春が札幌にやってきました」
早咲きで有名な札幌市西区・宮の沢の桜並木です。
建物の排気口から出る温風の影響で、ほかよりも早く開花すると考えられています。
(北本アナウンサー)「あそこに!」
(散歩中の人)「あ~あれ!?見えました。長生きしてよかった」
(散歩中の人)「本当にこんなの見たことない。一輪だけ咲いているなんて見たことない」
(散歩中の人)「嬉しい気持ちになります。春が来たんだなって」
札幌市では春の装いで過ごす人の姿が目立ちました。
最高気温は16.7℃と5月中旬並みに。
2025年で一番の暖かさとなりました。
(向山記者)「ぽかぽかと春らしくなり、ガーデニングの季節がやってきました」
ひらひらとした花びらがかわいらしいビオラに、あわい色合いが春らしいラナンキュラス。
色とりどりのガーデニング用の花、およそ100種類が揃いました。
札幌市内のガーデンショップは、雪解けとともに、4月6日に今シーズンの営業をスタートしました。
お店の一角では…
(ガーデンショップSora 瀧口利佳代表)「根っこの形と置きたい形をあわせて」
花の苗を組み合わせてかご状の鉢に植え、壁に掛けて楽しむ「ハンギングバスケット」のレッスンが行われていました。
(受講生)「冬の間なにもできなかったので待ちに待っていたという感じ」
(ガーデンショップSora 瀧口利佳代表)「色あざやかなお花を置いていやされて元気になっていただきたいと思います」
そして、仕事用品店ではー
(向山記者)「ありました、入り口近くにガーデニングコーナーです。庭仕事などをする用品が並んでいます」
スコップや熊手のほか、首が日焼けしないよう頭の後ろ側に日よけがついた帽子など、豊富な商品が並んでいました。
店内にはさっそくガーデニング用品を探しに来た人の姿がー
(客)「畑も手入れしないと、土は買ってあるのですよ、肥料とね。これから頑張ってやらないと」
2025年のオススメはアイデア商品の「草抜き」です。
(プロノ札幌本店 大崎裕一郎さん)「ここの部分を左に回すと伸びて、逆に回すと固定されて、草抜きなどができる商品。しゃがんでやるものが多いが、これは長いので立ちながらできたりとすごい便利」
旭川市ではー
(上野ファーム 上野砂由紀さん)「スノードロップという雪が解けてすぐ咲く花なんですけど、見るとすごく可愛らしい花なんですよね」
旭川の観光名所「上野ファーム」です。
4月に入り雪解けが進み、春の花々が顔を見せ始めていました。
スタッフは下草を刈ったり冬囲いを外したり、4月18日からの開園に向け急ピッチで準備を進めています。
(上野ファーム 上野砂由紀さん)「早春に咲く花って春の妖精とも呼ばれていて、雪解け直後にしか咲かないものが多いので、ぜひ瞬間を見逃さずに来てほしい」
春の訪れが感じられる陽気となった道内。
各地で新しい季節を迎える準備が進んでいます。