灯油のポリタンクを押収 放火も視野に捜査 寝室ベッドから高齢男性の遺体 北海道士別市住宅火災
住宅の屋根付近から炎が噴き出していて、屋根の隙間からも内部が激しく燃えている様子がうかがえます。
火事があったのは、北海道士別市大通西14丁目の2階建ての住宅です。
3月25日午前5時15分ごろ、住人の女性から「家が燃えている」と消防に通報がありました。
(近隣住民)「(家の)真ん中から炎が上がってきて、止まる様子がないので出てきた。バチバチ焦げたようなにおい」
(近隣住民)「消防が来ないから最初逃げれたのかなと、でも歩いてきたので逃げたんだなと」
この火事で住宅の内部が全焼。
1階にある寝室のベッドから高齢男性の遺体が見つかりました。
また、警察によりますと当時、住宅には家族4人がいて、そのうち70代の母親と40代の娘がのどの痛みを訴え病院に搬送されましたが、50代の息子は逃げて無事だということです。
警察は、80代の父親と連絡がつかないことから、遺体はこの父親とみて身元の確認を進めています。
(林記者)「現場では警察による現場検証が行われています」
(林記者)「いまポリタンクのようなものが警察車両に入れられました」
また、玄関付近から灯油のポリタンクが見つかり、すでに警察が押収しています。
警察は何者かが火をつけた可能性も視野に調べています。
03/25(火) 18:35