春到来…クマ目撃情報相次ぐ 札幌でも道路を横断する様子 美瑛ではシカをくわえて… 北海道
北海道美瑛町の観光地「青い池」のすぐ近くで、クマがシカをくわえ引きずる様子を観光客が撮影しました。
4月7日も札幌市内で目撃情報があり、冬眠から目覚めた春グマとの遭遇に注意が必要です。
5日に美瑛町の観光地「青い池」のすぐ近くで撮影された映像です。
そこには1頭のクマがシカをくわえて引きずっている様子が映っていました。
警察や町によりますと、目撃されたクマの体長はおよそ1.5メートルで、「青い池」までおよそ200メートルのところでもクマの足跡が見つかったということです。
その後の調査で、「青い池」からおよそ1キロ離れた「しろがねダム」の近くまで、クマが移動した痕跡があったことから「青い池」の閉鎖はしていませんが、当面は警察やハンターが周辺をパトロールする予定です。
一方、目撃情報は7日の札幌市内でもー
(吉岡記者)「クマはこの茂みの方向から現れ、道路を横断して斜面の方向へ登っていったということです」
午前6時ごろ、札幌市西区小別沢でクマ1頭の目撃情報がありました。
警察によりますと、車の運転手が目撃したクマは体長およそ1メートルで、南方向から北方向へ道路を横断していったということです。
民家までの距離は70メートルほどで、警察は周辺をパトロールしています。
また、5日には札幌市南区でも体長およそ1メートルのクマ1頭が目撃されるなど、道内では春グマの目撃情報が相次いでいます。
4月3日には男性ハンターがクマに襲われ、重傷を負う事故も発生しています。
冬眠から目覚めたクマの動きが活発になる春。
山菜採りなどで山に入る際はより一層注意が必要です。
04/07(月) 16:10