ニュース

NEWS

地価上昇率は富良野がトップ ”ラピダス効果”の千歳も 富良野は前年より3割以上高騰 北海道

土地の標準価格「地価」が3月18日に公表されました。

住宅地では北海道富良野市の上昇率が全国1位となったほか、商業地ではいわゆる「ラピダス効果」で千歳市の上昇率が全国トップでした。

(スキー客)「Furano is the best!」

(スキー客)「富良野はめちゃすてき」

国内有数のパウダースノーを満喫する外国人観光客。

そのスキー場を有する富良野市北の峰町は、住宅地の地価の上昇率が全国第1位でした。

(林記者)「地価の上昇率が高かったこのエリア。ゴミ捨て場には外国語の表記も目立ちます」

公示価格は2024年より31.3パーセントアップ。

観光需要が回復し、外国人向けの住宅の整備が進んだことなどが背景にあるとみられます。

(地元の人)「飲みに行っても店の予約がなかなかとれなかったり。こんなところまで飲みに来てるの?っていう感じかな」

一方、商業地では千歳市の市内3地区が上昇率全国1位から3位を独占。

幸町の48.8パーセントを筆頭に、千代田町が42.9パーセント、錦町は36.8パーセントと続きました。

理由はもちろんー

(北海道不動産鑑定士協会 横山幹人理事)「これはラピダス効果といってもいいのではないでしょうか。この傾向は今後も続いていくと思います。半導体関係ですと24時間態勢とかセキュリティとか管理体制も含めて新しいオフィスを求めるニーズもあるので」

先端半導体事業にインバウンドと、2025年も北海道の強みが地価上昇に反映された結果となりました。

03/18(火) 18:24

ニュース