返還費用3000円に値上げ 放置自転車の撤去作業始まる 禁止区域拡大で放置台数減少 札幌市
【解説】札幌の放置自転車 撤去後の返還費用は値上がり 人件費や処分費用の高騰で3000円に
札幌市中心部では4月21日から放置自転車の撤去作業が始まりました。
撤去された自転車の引き取りにかかる費用は、4月から3000円に値上げされています。
(阿部記者)「トラックの上に続々と自転車が載せられていきます」
札幌の大通公園周辺などでは、21日から市の職員が放置禁止区域に止められた自転車の撤去を始めました。
市は中心部の放置禁止区域を徐々に広げていて、自転車の放置台数は2015年にはおよそ9000台でしたが、2024年はおよそ450台まで減少しています。
(札幌市自転車対策担当課 坂本新太郎課長)「ベビーカーや車いすの通行の支障になる場合もあるので、公共の駐輪場を利用してもらうようお願いします」
一方、撤去された自転車の返還費用は4月から1000円値上げされ、3000円となっています。
04/21(月) 11:12