１５年ぶりのオープン戦首位を決めているファイターズは、開幕前最後の試合でヤクルトスワローズと対戦。

先発は、ホーム開幕戦で登板予定のエース・伊藤大海。

初回、先頭打者を１５２キロのストレートで仕留めると、その後は変化球で初回３つの三振を奪います。

打線は２回。

１アウト１塁２塁で、上川畑がライトへのヒットで満塁にすると…

続く、伏見の犠牲フライでファイターズが先制します。

なおもチャンスは続き、五十幡！

開幕スタメンをアピールするタイムリーで、２対０とリードを広げます。

先発の伊藤は５回までヒットをわずか１本におさえる完璧な投球を見せますが…６回。

スライダーをレフトのポールギリギリに運ばれソロホームランを許すと、続く打者にも…

今度はストレートがライトスタンドへ、二者連続ホームランで同点に追いつかれます。

７回、ファイターズはツーアウト１塁２塁のチャンスから途中出場の田宮！

センターへのタイムリーでファイターズが再び勝ち越し。

しかし、８回。

３番手・松岡がツーアウト２塁３塁のピンチを招くと…

ここで、走者一掃の２点タイムリー。

４対３と再びリードを許すシーソーゲームに。

それでも、ここから強いのが２０２５年のファイターズ。

その裏。

１アウト２塁で、代打に新加入の吉田！

これで吉田はオープン戦打率が４割１分と絶好調！

ランナー１塁３塁とチャンスを広げると…続いたのは、矢澤！

ライトへのタイムリーで４対４の同点に追いつきます。

さらに、ツーアウト２塁３塁。

一打勝ち越しの場面で、途中出場の石井！

打球はライトスタンドへ！

逆転の３ランホームランで７対４！

途中出場の選手が結果を残す層の厚さを見せつけ、ファイターズが開幕戦へ最高の形で締めくくりました。