2022年度 第6回 番組審議会議事概要
「どさんこドキュメント ありがとう、ごめんね 〜ヤングケアラー 小さな介護の手〜」について
1.日 時 2022年10月25日(火)午後3時58分〜午後5時13分
2.場 所 札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議
3.出席者
[審議会委員]
齋藤 一朗 委員長
赤尾 洋昭 副委員長
伊藤 亜由美 委員
上野 昌裕 委員
栗山 恒幸 委員
平尾 武史 委員
まさき としか 委員(以上7名)
[会社側代表]
井上 健 代表取締役社長
遠藤 弦 取締役 コンプライアンス推進室長
岩崎 泰治 取締役 制作スポーツ局長
金子 長雄 取締役 報道局担当
越後谷 享史 報道局長
須藤 剛司 編成局長
[会社側参与]
宮本 亮二 報道局報道部長
[特別 出席]
水谷 潤子 報道局報道部プロデューサー
[事 務 局]
渡邊 泰徳 番組審議会事務局長
池上 優子 番組審議会事務局
齋藤 一朗 委員長
赤尾 洋昭 副委員長
伊藤 亜由美 委員
上野 昌裕 委員
栗山 恒幸 委員
平尾 武史 委員
まさき としか 委員(以上7名)
[会社側代表]
井上 健 代表取締役社長
遠藤 弦 取締役 コンプライアンス推進室長
岩崎 泰治 取締役 制作スポーツ局長
金子 長雄 取締役 報道局担当
越後谷 享史 報道局長
須藤 剛司 編成局長
[会社側参与]
宮本 亮二 報道局報道部長
[特別 出席]
水谷 潤子 報道局報道部プロデューサー
[事 務 局]
渡邊 泰徳 番組審議会事務局長
池上 優子 番組審議会事務局
4.議題
(1)「札幌テレビ放送 番組基準」改正の諮問
(2)「どさんこドキュメント ありがとう、ごめんね 〜ヤングケアラー 小さな介護の手〜」 について
(3)番組種別報告、BPO報告、9月〜10月視聴者対応状況について
(2)「どさんこドキュメント ありがとう、ごめんね 〜ヤングケアラー 小さな介護の手〜」 について
(3)番組種別報告、BPO報告、9月〜10月視聴者対応状況について
5.議事の概要
2022年度第6回番組審議会が25日に開かれ、「民放連放送基準」の改正に合わせて、「札幌テレビ放送番組基準」を改正することについて諮問しました。
続いて、9月19日放送の「どさんこドキュメント ありがとう、ごめんね 〜ヤングケアラー 小さな介護の手〜」について審議が行われ、委員から以下のようなご意見を頂きました。
◇ここ数年で見たドキュメントの中でも素晴らしいものだった。私も報道機関にいるが、こういった取材に応じてくれるケースはあまり多くない。佐藤さん親子に取材に応じてもらえたのが最大のポイントだと思う。
◇佐藤さん親子のありのままを伝えていて、余計な描写もなく好感がもてた。初めてヤングケアラーに触れる視聴者にも分かりやすかったと思う。
◇佐藤さん親子の今後も見たいと思った一方で、見るのがつらいとも思った。このように感情を揺り動かされたという意味でも良質なドキュメントだった。
◇ヤングケアラーという単語は聞いたことはあったが、実態は知らなかった。こういう問題があるんだと意識させられた点でも素直にいい番組だったと思う。
◇社会問題として示しつつ、公的支援がどういう状況なのかという問題提起を30分という短い時間で無駄なく分かりやすく構成していたと思う。
◇母の仁美さんはなぜ入院や施設への入所をしないのかという疑問を持った視聴者もいたのでは。公的介護制度の限界とともにこの辺りをまず説明しておく必要があったと思う。
◇ヤングケアラーの実態と支援制度という部分で言うと、社会問題であることを示すためにはもう少し制度の背景の部分にも踏み込んだ方がよかったのでは。
◇介護をする側とされる側は、病気の進行に伴っていろいろな心の揺れ動きが出てくる。そういう思いとか本音といった日常の姿が良く描かれていた。自分の家族だったらどうするだろうと思いを馳せながら見ていた。
◇番組の最後で母の仁美さんが、この病気で子供のたくましさ、成長が分かってうれしいと話していた。感動の言葉ではあるが、ハッピーエンドでもない。重いテーマではあるが、全体の感想としては明るくまとまっていたと思う。
◇ヤングケアラーだけではなく、老々介護、障がいのある家族を一生支えている家族、虐待、家庭内暴力、家庭を取り巻く社会問題は数多く存在する。その現実問題にどう取り組むのか、視聴者に何を求めるのか、それが明確に最後に伝わってくる番組を期待している。
このほか、「番組種別について」、「11月の単発番組放送予定」、「9月〜10月の視聴者対応」の説明、および「BPO報告」をして終了しました。
次回、2022年度の第7回番組審議会は、2022年11月22日(火)に開催を予定しています
続いて、9月19日放送の「どさんこドキュメント ありがとう、ごめんね 〜ヤングケアラー 小さな介護の手〜」について審議が行われ、委員から以下のようなご意見を頂きました。
◇ここ数年で見たドキュメントの中でも素晴らしいものだった。私も報道機関にいるが、こういった取材に応じてくれるケースはあまり多くない。佐藤さん親子に取材に応じてもらえたのが最大のポイントだと思う。
◇佐藤さん親子のありのままを伝えていて、余計な描写もなく好感がもてた。初めてヤングケアラーに触れる視聴者にも分かりやすかったと思う。
◇佐藤さん親子の今後も見たいと思った一方で、見るのがつらいとも思った。このように感情を揺り動かされたという意味でも良質なドキュメントだった。
◇ヤングケアラーという単語は聞いたことはあったが、実態は知らなかった。こういう問題があるんだと意識させられた点でも素直にいい番組だったと思う。
◇社会問題として示しつつ、公的支援がどういう状況なのかという問題提起を30分という短い時間で無駄なく分かりやすく構成していたと思う。
◇母の仁美さんはなぜ入院や施設への入所をしないのかという疑問を持った視聴者もいたのでは。公的介護制度の限界とともにこの辺りをまず説明しておく必要があったと思う。
◇ヤングケアラーの実態と支援制度という部分で言うと、社会問題であることを示すためにはもう少し制度の背景の部分にも踏み込んだ方がよかったのでは。
◇介護をする側とされる側は、病気の進行に伴っていろいろな心の揺れ動きが出てくる。そういう思いとか本音といった日常の姿が良く描かれていた。自分の家族だったらどうするだろうと思いを馳せながら見ていた。
◇番組の最後で母の仁美さんが、この病気で子供のたくましさ、成長が分かってうれしいと話していた。感動の言葉ではあるが、ハッピーエンドでもない。重いテーマではあるが、全体の感想としては明るくまとまっていたと思う。
◇ヤングケアラーだけではなく、老々介護、障がいのある家族を一生支えている家族、虐待、家庭内暴力、家庭を取り巻く社会問題は数多く存在する。その現実問題にどう取り組むのか、視聴者に何を求めるのか、それが明確に最後に伝わってくる番組を期待している。
このほか、「番組種別について」、「11月の単発番組放送予定」、「9月〜10月の視聴者対応」の説明、および「BPO報告」をして終了しました。
次回、2022年度の第7回番組審議会は、2022年11月22日(火)に開催を予定しています