KANのロックボンソワ

第771回『多摩川ききくらべ』

2019年10月12日(土)

第771回『多摩川ききくらべ』

さぁ、【BAND LIVE TOUR 2019 クイズ・新曲は誰だ!?】は、松本いよいよ
明日の大阪からスタートします。どんな感じでしょうねぇ〜?
見に来ていただける皆さま、大いに御期待ください。
札幌公演は、10月25日(金) Zepp Sapporoです。
そんなこととはなんら関係なく、たまには自分の曲をじっくりと、と思いまして、
自分の中での“多摩川シリーズ”楽曲を、その目標となったBilly Joelさんの
作品とともに聴き比べてみます。1時間よろしくおつきあいください。

【無条件パヒュ】

M1. VOICE / Perfume < Perfume The Best “P Cubed” < 2019.09.18

まずは、今週も無条件にパヒュです。実はまだ札幌4プラの音楽処さんに予約してある
CDを取りに行ってないもんで、サンプル盤でかけさせていただきますが、
取りに行ったらまた無条件にかけますけどね。

M2. Summer, Highland Falls (Live) / Billy Joel < Song In The Attic < 1981

まずは、本家のこの曲をお聞きください。邦題は『夏、ハイランドフォールズにて』。
私はこのライブ盤から先に聴いちゃったもんで、オリジナルのスタジオアルバムを
聴くとなんか物足りないんですよね。というわけでライブ音源で。
1980年7月23日、Washington, D.C.の『The Bayou』
というホールでの演奏です。

M3. 秋、多摩川にて / KAN < 弱い男の固い意志 < 2010(1993)

で、「こんな曲を作りたい」と思い12年くらいかかってやっとできたのが、この曲。
16分音符のピアノのアルペジオを基本にしています。この頃から多摩川の近くに
住んでいたこともあり、同じテイストのタイトルを先につけて、そこから作詞しました。

M4. The Entertainer / Billy Joel < Streetlife Serenade < 1974

アコースティックギターがメインの曲なので、耳当たりはちょっと違いますが、
私の中では『Summer, Highland Falls』と繋がっている曲です。

M5. Songwriter / KAN < TIGERSONGWRITER < 2010(1988)

この『The Entertainer』みたいな曲を作るべきだと思って『Songwriter』を
作ることを決めて、歌詞の書き方は『The Entertainer』風に、でも曲はやっぱり
『Summer, Highland Falls』風にできあがりました。

M6. 小さき花のテレジア / KAN < 遥かなるまわり道の向こうで < 2006

2001年、パリ移住を決めた頃の思いを、パリからの帰国後に書きました。
曲は再び『Summer, Highland Falls』で、歌詞の舞台は再び多摩川です。
そういう意味では、『秋、多摩川にて 2』です。

M7. ポップミュージック / KAN < リリース未定

弦楽器以外はすべて“打ち込み”で録音したこの曲、
さて、ライブではどんな感じになるんでしょうか?
御期待ください。

そんな【BAND LIVE TOUR 2019 クイズ・新曲は誰だ!?】
松本いよいよ明日の大阪からスタートします。
札幌公演は、10月25日(金) Zepp Sapporoです。
http://www.kimurakan.com/kanban/kanban085.php

それも含めたいろんなことは私のオフィシャルサイト
【www.kimuraKAN.com】をチャック上げ下げしてみてください。

柄にもなく Twitterなんかもやっちゃっているよ。 
https://twitter.com/_kimuraKAN

弦楽四重奏とのセルフカバーアルバム第2弾【la RiSCOPERTA】、
そしてBAND LIVE TOUR 2017【恋するチンクワンタチンクエ】の
LIVE DVDも好評発売中です。

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