KANのロックボンソワ

第747回『平成の締めに昭和な選曲』

2019年4月27日(土)

第747回『平成の締めに昭和な選曲』

あぁ、やっと知りました、新元号『令和』。字の感じも響も私は好みです。
で、気がつきゃ今回が平成最後のロックボンソワ。しかし思うところありまして、
選曲はものすごく昭和です。1時間よろしくおつきあいください。

M1. All For Leyna / Billy Joel < Glass Houses < 1980

「令和」ってことですから、なんとなくです。
このPV、観てるこっちがはじゅかちくなっちゃうくらい若いです。

M2. おかあさん / ザ・テンプターズ < 1968

萩原健一さんが亡くなりましたね。私は小さい頃と、つい数年前にとても印象的な
思い出がある方でした。様々なスタイルの活動をされた方ですが、
あえてザ・テンプターズ時代のこの曲なんかいかがでしょうか。

M3. 傷だらけの天使 / 井上堯之バンド < 1974

私たちの世代の男子は、『太陽にほえろ!』同様に誰もが見ていた萩原健一さん
主演のドラマ『傷だらけの天使』のメインテーマ。
作編曲はキーボードの大野克夫さんです。

M4. 廃墟の鳩 / ザ・タイガース < 1968

ところで、福岡の九電記念体育館が、この3月31日で閉館になっていました。
私が人生で初めて観たコンサートは、九電記念体育館でのザ・タイガース。
小学生の低学年だったと思うので、60年代の終わりだと思いますが、
ネット上で記録を検索しても出てきません。いや、でも確かにあれは
九電記念体育館だったはず。覚えている曲いろいろありますが、
ASKAさんもカバーしたこの曲を選んでみました。
リードボーカルは沢田研二さんではなく、加橋かつみさんです。

M5. ブルー・ライト・ヨコハマ / いしだあゆみ < 1968

その数年後、当時福岡に在籍していた球団『太平洋クラブライオンズ』
(=西武ライオンズの前々身)のファンイベント的なものが九電記念体育館で
行われて、観に行きました。覚えているのは、当時人気の先頭打者だった
ドン・ビュフォードがスーツを着ていたことと、なぜかいしだあゆみさんが
出演していたことです。おかけするのは、デビューから4年、シングル26枚目
にしての大ヒット曲。作詞は橋本淳さん、作曲は筒美京平さんです。

M6. 銀の指環 / TULIP < 1974

1976年8月28日、九電記念体育館でTULIPのコンサートを見ました。
私がファンになるきっかけとなったこの曲は、前半とアンコールの2回、
演奏されたような記憶があります。記録を検索すると、日本人グループでは
九電記念体育館で初の公演、とありましたが、いや、それ以前に私はここで
ザ・タイガースを観ているはず、なんですけどねぇ。

M7. だいじょうぶI’m All Right / KAN < GIRL TO LOVE < 2010(1988)

1988年、昭和最後の3rdアルバムから。イントロ部分は前出の
Billy Joel『All For Leyna』の影響を強く受け、エンディングのフェイクは
同じくBilly Joelの『A Room Of Our Own』のそれを模倣しています。

実は今日27日(土)は大阪で8年目になる大きなライブイベントでした。
明日は宮城県での【ARABAKI ROCK FES】で単身弾き語りなので、打ち上げも
引っ張らずにそろそろ寝静まろうとしているところだと思います。
そのあたりの話は、数週間後にさせていただきます。

弦楽四重奏とのセルフカバーアルバム第2弾【la RiSCOPERTA】、
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LIVE DVDも好評発売中です。

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