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飲み会…バットで尻を叩くパワハラ 納税課係長(当時)が懲戒処分を受けていた 北海道北見市

北海道北見市は、総務部納税課の係長だった男性(当時47)を、パワーハラスメントを行ったとして、2021年に懲戒処分をしていたと発表しました。

北見市によりますと、2021年4月、男性係長の部下だった男性職員(30代)から、2019年4月から2021年2月までのあいだ、男性係長からパワーハラスメントを受けていると申し出がありました。

北見市が男性係長や関係職員から聞き取り調査を行ったところ、飲み会で男性職員の尻をプラスチックバットで叩くなど、不適切な行為や発言などのハラスメントに該当する事実が認められたということです。

男性係長は2021年11月に減給1か月の処分を受けました。

部下だった男性職員が精神疾患による療養を余儀なくされ、当時療養中だったことから処分の公表を控えていましたが、2024年1月に男性職員から損害賠償請求があり、8月に300万円で和解が成立したため、処分を公表したということです。

北見市の辻直孝市長は、「パワーハラスメントはあってはならないものです。このような行為が行われていたことは誠に遺憾であり、大変重く受け止めております。今後とも、なお一層しっかりと防止対策に取り組むとともに、職員研修などを通して職員の意識改革を図り、ハラスメントのない働きやすい環境をつくり、市民のみなさまの信頼回復に努めてまいります」としています。

08/02(金) 18:09

北海道