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歩行者優先も一時停止はわずか29% 「横断歩道は手をあげて」と呼びかけ 北海道旭川市

北海道・旭川東警察署は7月16日、横断歩道での事故を防ごうと、登校途中の小学生らに手をあげて渡るよう呼びかけました。

呼びかけは道警が今月から始めた「ハンドサインでストップ運動」の一環で、「ハンドサイン」は横断歩道の歩行者が手をあげる動作や、それを見た車の運転手が「お先にどうぞ」と伝えるジェスチャーを指します。

この日は、旭川市東光8条3丁目の旭川市立千代田小学校近くの道路で、警察官や教員が「道路を渡るときは手をあげてね」と声をかけると、児童は元気よく手をあげ、左右の安全を確認してから横断歩道を渡っていました。

警察によりますと、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとする際の車の一時停止率は、全国平均が約45%のところ、北海道は29%と低い水準にとどまっています。

旭川東警察署の中村友聡交通第一課長は「夏は交通事故の増加が懸念される。歩行者は手をあげ、ドライバーも交差点に歩行者がいる場合は必ず止まって、交通安全に気をつけてほしい」と話していました。

07/16(火) 12:05

北海道