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日本と台湾の友好の証 昭和天皇ゆかりの桜を植樹「歴史的な絆を伝えたい」 北海道神宮

昭和天皇が皇太子時代に訪問した、台湾行啓の際に植えられた桜の苗木が6月25日、札幌市中央区の北海道神宮に植樹され、記念の石碑が建立されました。

日本と台湾の友好の証として、全国各地で植樹が行われていて、今回の植樹は13本目、北海道では初めてということです。

台北駐日経済文化代表所の謝長廷代表は、この活動について「日本と台湾の歴史的な絆を、桜の植樹を通して今後も継続して伝えていきたい」と話していました。

また、北海道神宮の宮司・間島誉史秀さんは「桜の花が咲いて、みなさんが花を見たときに日台友好の歴史を知ってほしい。みなさんの憩いの場になってほしい」と述べました。

今回植樹されたのは、寒緋桜(かんひざくら)という種類の桜で、台北の陽明山から持ち込まれたということです。

開花時期が札幌で見られる桜よりも早いということで、来年の開花が期待されています。

06/25(火) 15:19

北海道