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実はいま札幌で「転倒・搬送」が過去最多ペース…ツルツル路面と戦う!専門家に聞いた“コツ”

今季一番の寒気が流れ込んでいる影響で、北海道内は日本海側を中心にまとまった雪が降りました。

これからの時期「ツルツル路面」注意が必要です。

2024年12月12日午前5時半頃の稚内。

横殴りの雪が地面に打ち付け、あたりは真っ白にー

今季一番の寒気が流れ込んでいる影響で、道内は日本海側を中心にまとまった雪が降りました。

岩見沢市では午後5時に積雪64センチを観測。

車の屋根にこんもりと積もった雪をおろす人の姿が見られました。

(記者)「例年のことだと思いますけど、どうですか?」

(岩見沢市民)「いつも通り、もう諦めています」

(山岡記者)「札幌市の住宅街ですが、足首の高さくらいまで雪が降り積もっています」

札幌では午前7時に積雪が19センチにー

住宅街では朝から多くの人が雪かきに追われていました。

(札幌市民)「これはもうしょうがないですよ。北海道に住んでいるから。雪がないと冬でないですね」」

道内もいよいよ本格的な雪の季節にー

そこで気が抜けないのが「ツルツル路面」です。

12日も路面が凍結している影響で渋滞が起きている場所もありました。

さらに、札幌市消防局によると、2024年は雪道での転倒事故が増えているといいます。

(札幌市消防局 阿波俊也さん)「12月11日までで195人を搬送していて、過去最多だった昨シーズンの同日比を上回る状況で発生している」

(マチの人)「先週くらいからめっちゃ滑って、結構危ないみたいなのが何回かありました」

(マチの人)「車の運転をやめたから気をつけなきゃなと思っています」

注意が必要な「ツルツル路面」。

専門家によると、滑りやすい場所があるといいます。

最初に案内されたのが地下鉄の出入口。

(ウィンターライフ推進協議会 三原夕佳さん)「みなさんが地下鉄から上がってきて靴底に水滴がついていると思うんですけど、水滴がここにたまって外気の気温で凍ってしまう」

実際に階段部分を見ていると、つるっと滑っている人の姿がー

さらにー

(ウィンターライフ推進協議会 三原夕佳さん)「転倒しやすい場所として、ロードヒーティングの切れ目の箇所が転倒しやすい場所になっていて。きょうは雪が降っているのもあって凍結している路面が雪で隠れてしまって、凍っているのに気付かない人もいる」

転倒してもけがにつながらないために、帽子や手袋をすることやリュックを背負うことが大切だということです。

また、歩き方にもコツがー

(ウィンターライフ推進協議会 三原夕佳さん)「重心を前にして歩幅を小さめに歩くことがコツになります」

13日は積もった雪が踏み固められて滑りやすくなるということで、「ツルツル路面」に引き続き注意が必要です。

12/12(木) 18:28

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