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海外チャットやLINEを通じて知り合った者たちに合計約3100万円だまし取られる 札幌市

札幌・西警察署は先月31日、札幌市中央区に住む外国籍の40代女性が、SNSを通じて2件の詐欺被害にあったと発表しました。

女性は約3100万円をだまし取られたということです。

女性はことし4月、海外のチャットやLINEを通じて知り合った、自動車会社の海外支店従業員を名乗る者から「私の言うとおりに投資すれば利益が出る」などと言われ、5月18日から6月3日までの間に現金約1500万円を指定された口座に振り込んでだまし取られました。

女性は一度出金したいとやり取りをしたところ連絡がつかなくなったということです。

さらに、女性はことし6月上旬ごろ、海外のチャットやLINEを通じて知り合った、オンライン卸売サイトの従業員を名乗る者から「オンラインサイトのクーポンを買えば差額があなたのものになる」などと言われ6月7日から7月23日までの間に現金約1600万円を指定された口座に振り込んでだまし取られました。

女性は相手の社員証の画像を見せられたところ不審に思い、警察に相談をしました。

警察によりますと、女性が振り込んだ口座は日本の金融機関でしたが、LINEでのやり取りや通話はすべて外国語だったということです。

LINEでやり取りをしていた人物が外国籍なのか、日本国籍なのかはわかっていません。

警察は詐欺の手口が巧妙になっていることから、「SNSなど投資名目で振り込みを依頼された場合は、すぐに振り込まず、警察に相談してほしい」としています。

08/01(木) 05:10

北海道