陸上自衛隊のヘリコプター 訓練中に部品が落下か 配線保護するゴム製のカバー 北海道
陸上自衛隊第14旅団司令部は10月27日、訓練のため北海道大演習場を出発したヘリコプターの部品が落下した可能性があることを発表しました。
陸上自衛隊第14旅団司令部によりますと、27日午後2時半ごろ、第14飛行隊に所属するヘリコプター「UHー1J」の飛行訓練後に点検を行ったところ、部品がなくなっていることがわかったということです。
部品は長さ約2センチ・重さ2グラムの配線を保護するゴム製のカバーです。
ヘリコプターは27日午後1時半ごろに北海道大演習場を出発し、野幌森林公園やモエレ沼公園の上空を通過したあと、午後1時50分ごろに札幌の丘珠駐屯地に到着したということです。
部品は飛行前の点検時にはあったということです。
現在までに被害は確認されていません。
第14飛行隊の桑原正之隊長は「地域住民ならびに関係者の皆様にご心配をおかけして申し訳ございません。速やかに原因を究明するとともに、引き続き安全対策に万全を期し、地域の皆様の信頼を得られますよう、努力していく所存です」とコメントしています。
10/28(月) 22:00