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原因は「クマスプレー」ビルで18人がのどの痛みなど訴え避難した騒ぎ 札幌市中央区

6月17日、札幌市中央区南2条東3丁目にある5階建てのオフィスビルで複数人がのどの痛みなどを訴えた騒ぎで、ビルに入っている会社が、原因は従業員がクマスプレーを噴射したことが濃厚だと発表しました。

6月17日午前10時ごろ、「ビル内の複数人がのどの痛みやせきの症状を訴えている」とビルにいた人から消防に通報が入り、ビルにいた18人が一時避難しました。

会社のホームページによりますと、午前9時ごろ、屋内1階にあるごみ捨て場にごみとして出されていたクマスプレーを従業員が見つけ、微量を噴射しました。

従業員は想像以上の威力に驚いたものの、換気を行ったため問題はないと判断して外出しました。

実際にはスプレーの物質は館内に充満し、3階の事務所でも異常を感じて通報につながりました。

当該の従業員は外出先で事態を知ったものの名乗り出ることができず、時間が経過してしまったということです。

会社は今後の再発防止に努めるとしています。

06/25(火) 08:36

北海道