銅線の束3トン以上「偽名を使って売却」 作業していたメガソーラーの建設現場から盗む 北海道
札幌・北警察署は10月24日、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反の疑いで、千葉県の建設業の男(54)と佐賀県の建設土木業の男(50)を逮捕したと発表しました。
2人は共謀の上、8月8日午後2時ごろから午後2時30分ごろまでの間、北海道石狩市花川東にあるリサイクル業者に、偽名を使って窃盗事件の盗品である銅線4束を約218万円で売却し、処分した疑いが持たれています。
2人は石狩市生振のメガソーラーパネルの建設現場で作業していた同僚で、8月8日午後1時10分ごろ、この建設現場から銅線4束(時価約723万円相当)を盗んだ疑いですでに逮捕されていました。
1束あたりの銅線の長さは約250メートル、重さは約870キロで、ユニック付きのトラックを使ってリサイクル業者に運搬しました。
警察によりますと、千葉県の男が偽名を使って売却した実行役で、佐賀県の男は売却先を選定する役割だったということです。
調べに対し、千葉県の男は「偽名を使って売却した」と容疑を認める一方、佐賀県の男は「俺は関係ない」と否認しています。
10/24(木) 16:22