札幌市西区で２０２３年１１月、軽乗用車のタイヤが外れ当時４歳の女の子に直撃した事故で、札幌地検は２３日にも、車の所有者と運転手の男性２人を起訴する方針を固めたことがわかりました。

２０２３年１１月、札幌市西区平和で、走行中の軽乗用車のタイヤが脱落して歩道にいた当時４歳の女の子に直撃しました。

女の子はいまも意識不明の重体です。

この事故では車の所有者と運転手の男性２人が逮捕されましたが、２人はともに処分保留のまま釈放されています。

その後の取材で札幌地検が、５０歳の車の所有者を車の不正改造をし点検を怠った道路運送車両法違反の罪で、５０歳の運転手を過失運転致傷と道路運送車両法違反の罪で、２３日にも起訴する方針を固めたことがわかりました。

警察は当初、５０歳の所有者についても極めて異例となる過失運転致傷の疑いで逮捕していましたが、札幌地検はその罪での起訴を断念するとみられています。