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大和ハウスプレミストドーム 札幌ドームの”再出発” 大和ハウス工業がネーミングライツ獲得

札幌ドームは19日、大和ハウス工業とネーミングライツ契約を結び、新しい愛称が決まったことを発表しました。

その愛称は「大和ハウス プレミストドーム」です。

大和ハウス工業は大阪に本社をおき、不動産開発事業に取り組んでいます。

愛称にもある「プレミスト」とは、大和ハウス工業がもつ分譲マンションのブランド名で、コンセプトは「愛され続ける場所になる」です。

契約期間は来月1日から4年間で、契約金額は公表していません。

札幌ドームはこれまで収益の改善が課題となっていました。

(札幌ドーム 山川広行社長)「当期純損失が6億5千万円の大幅な減収減益になりました。北海道日本ハムファイターズが2023年春に新球場に移転したことにともない、大きな経営環境の変化が現実のものとなりました」

ファイターズの本拠地移転後、初めてとなる2023年度の決算の損益は、過去最低の6億5100万円の赤字。

10億円をかけて改修した、中規模コンサートに対応した「新モード」も低調となり、2024年1月に「ネーミングライツ」の募集をはじめました。

当初契約は2年から4年の複数年で、希望金額は年間2億5千万円以上としていましたが、募集期間を過ぎても正式な応募はなく当面の間、募集期間を延長していました。

札幌ドームの新しい愛称の決定を受け、札幌市の秋元市長は「みなさまに愛され親しまれる施設となるよう、札幌市も大和ハウス工業や札幌ドームと連携して取り組んでまいります」と、大和ハウス工業は「スポーツや様々なイベントを通じて、もっと地域の方々に親しんでもらえる施設となるよう努めてまいります」とそれぞれコメントしています。

07/19(金) 18:25

北海道