【コンサドーレ】今季最終戦 ミシャ監督に花道をかざる勝利「札幌は第二の故郷」
前節、9年ぶりJ2降格が決まったコンサドーレ。
最終戦は7シーズンチームを率いたペトロヴィッチ監督のラストゲーム。
勝利で指揮官を送り出したい柏戦に、契約満了が発表された駒井、菅がスタメン出場で出場しました。
開始5分。スコアが動きます。
駒井から浅野、そして鈴木武蔵から近藤へとスピード感ある連携でつなぎ、最後は近藤がフェイントでGKをかわす技ありゴール、コンサドーレが先制。
引き分け以上で残留が決まる柏が反撃に出るも、宮澤、岡村が体を張った守りで得点を与えません。
しかし前半40分、柏のエース・細谷の突破に岡村が対応するも止めきれず、シュートはゴールネットを揺らします。
同点かと思われましたが、VARが介入し、判定は細谷の岡村へのファウルでノーゴール。
1対0とリードを守り後半へ。
前日に契約満了が発表された菅。
ペトロヴィッチ監督のもと、2019年には日本代表にも召集されるなど大きく成長したサイドアタッカーが、代名詞『菅キャノン』で果敢にゴールに迫るなど、最後まで攻撃的な『ミシャサッカー』を貫き、追加点を狙います。
試合は1対0でコンサドーレが勝利。
4試合ぶりの白星で、7シーズンに及んだペトロヴィッチ監督のラストゲームを飾りました。
試合後にセレモニーが行われ、ペトロヴィッチ監督は「札幌は第二の故郷」「サポーターに後押ししてもらった7年間」「一生忘れることのない宝物」などと挨拶し、
チームとサポーターに別れを告げました。
また、オフィシャルパートナーの石屋製菓・石水代表取締役社長が、来季コンサドーレの新社長に就任することを本人のあいさつで明かしました。
コンサドーレは新たな体制でJ2から再出発します。
12/08(日) 20:59